未経験で建設事務になるには?施工管理を経て年収500万になったルート

建設事務

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「事務の仕事に就きたいけど、資格もないし、経歴にも自信がない」「事務は人気で倍率が高いって聞くし、未経験だと無理かも」——そう思って検索したあなたに、知ってほしいルートがあります。

結論から言うと、未経験から建設事務を目指すなら、いきなり「事務」で応募するより、先に施工管理(補助)として現場に入り、そこから事務へスライドするほうが入りやすいです。遠回りに見えて、これが近道でした。この記事では、その具体的な手順を順番に整理します。

  • なぜ「未経験からいきなり建設事務」は難しいのか
  • 実際に通ったルート(職業訓練校→現場→事務)
  • この入り方のメリット(信頼と給料)
  • 今日からできること

筆者の実体験|施工管理を経て建設事務へ

私はもともと、建設とも事務とも縁のない仕事を転々としていました。少し前までは手取り19万円・ボーナスなし。資格もなく、今から資格を取る時間の余裕もありませんでした。それでも未経験から建設業界の事務になり、いまは年収500万円ほどで働けています。特別な才能もコネもありませんでした。

なぜ「未経験から建設事務」は難しいと言われるのか

事務職は人気で応募が集まりやすく、未経験だと書類の段階で落ちやすい職種です。さらに建設業界に限らず「事務派遣」は時給(単価)が低めに設定されがちで、他業界の事務と大きく変わりません。つまり「未経験・無資格で、いきなり高待遇の事務」を正面から狙うのは、倍率の高い勝負になりやすいということです。だからこそ、入り方を変えるだけで結果が変わります。

実際に通ったルート(再現できる手順)

ステップ1:職業訓練校でCADを学ぶ

「手に職っぽい事務で長く働きたい」——そう考えたとき、まず有効なのが職業訓練校でCAD(図面を描くソフト)を学ぶことです。図面を描く授業のほか、建築の法律や、足場組み・壁紙張りなど、実践的な内容を学べます。

私の実体験

私のクラスは30人ほど。肝心のCADの授業は進みがゆっくりだったので、ほかの授業の時間にもこっそりCADを触っていました。職業訓練校は”早く仕事を見つけて卒業するのが正解”の場所なので、何も言われませんでした。

ステップ2:迷っている段階で、早めに相談して動く

大きいのは、迷っている段階で早めに相談することです。職業訓練校ではキャリアコンサルタントと週1回ほど面談できます。求人票を見比べ、相談を重ねるうちに、目指す方向が具体的になっていきます。

私の実体験

私も最初はCADオペレーターを目指していました。でも面談と求人比較を重ねるうちに、考えが少しずつ変わっていきました。

ステップ3:まず施工管理(補助)として現場に入る

意外に思うかもしれませんが、事務志望でも、まず施工管理補助として現場に入るルートが有効です。理由は2つあります。

  • 現場を知ると、事務が強くなる:納まりや、図面の線が何を意味するかが肌で分かるようになる。CADオペを目指す場合も必ず役立ちます。
  • 同じ未経験でも給料が高い:求人を見比べると、CADオペが17万円〜に対し施工管理は20万円〜、というように差が出ます。

私の実体験

訓練校の先生(元施工管理)に「建設が未経験なら、まず現場に出ておいたほうがいい」と言われたのが決め手でした。「1年でもいいから現場に出てみよう」と決めて、施工管理から始めました。

ステップ4:「ゆくゆくは内勤に回りたい」と希望を言い続ける

現場では「未経験でなぜ施工管理に?」とよく聞かれます。そのたびに「まずは現場を知りたくて。ゆくゆくは内勤に回りたい」と希望を言い続けることが大事です。待っているだけでは、内勤の話は回ってきません。

ただし場面は選びます。世間話の流れで聞かれたときや、面談のような”ちゃんと話せる場”で伝えるのがコツで、やみくもにアピールするのとは違います。

ステップ5:事務のポストが空き、声をかけてもらえる

筆者の実体験|施工管理を経て建設事務へ

希望を言い続けていたおかげで、事務のポストが空いたタイミングで声をかけてもらえ、今に至ります。実は「支店の内勤(派遣)を探しているけど、どう?」という別の声もかかりました。希望を言っていなければ、こういう話は回ってきません。周りには「内勤が嫌で現場にいるのかな」と勝手に思われることもあるので、自分の希望はちゃんと口にしていいのです。

では、声をかけてもらったあとの建設事務は実際どんな一日なのか。現場との違いも含めて、建設事務の一日のスケジュール|施工管理も経験した私が比べる、リアルな仕事内容にまとめています。

このルートのメリット

この入り方には、後から効いてくるメリットがあります。ひとつは、現場を知っていることが事務でも信頼になること。図面や現場の流れが分かる事務は重宝されます。もうひとつは給料。同じ建設事務でも「入り方」で待遇はかなり変わり、この入り方だと時給ベースを高く保てます(→ くわしくは同じ建設事務でも”入り方”で給料が変わる話)。

未経験から建設事務を目指すあなたへ:今日からできること

  • 職業訓練校やスクールで、CADなどの基礎を学ぶ
  • 迷っている段階で、早めに人に相談する(キャリアカウンセラー、派遣会社に登録して求人を聞く)
  • 「事務だけ」に絞らず、現場系から内勤を狙うルートも視野に入れる
  • 派遣をうまく使う

建設業は“タイミング”が大事な業界です。今すぐ動かなくても、派遣会社やエージェントに登録して「自分という存在」を知っておいてもらうと、良い話が出たときに声がかかります。声がかかるのは”知られている人”だからです。

誰が使うべき?未経験でどの会社が建設事務を受け入れているか分からない/働きながらで求人を探す時間がない/「まず現場(施工管理補助)から」という入り方も含めて相談したい人。
使うと何が変わる?非公開求人や未経験可の建設事務・派遣の入口を紹介してもらえ、残業・休日・内勤ルートを応募前に確認できます。
選び方は?大手の総合型より、現場と事務の両方を知る建設特化を選ぶこと。相談・登録は無料で、まずは”今の求人”を見てみるだけでも使えます。

まずは建設・施工管理に特化した転職エージェント(ビルドジョブ)に、「未経験から建設事務に入れる求人はありますか」「まず現場から、という入り方も相談したい」と聞いてみるところから始められます。

ビルドジョブ|施工管理特化の転職サイト(年収下げずにホワイト転職)

※未経験で19〜32歳・東京/千葉/埼玉/神奈川/愛知/大阪の方は、未経験特化のGKSキャリアも選択肢です(費用無料)。

まとめ:遠回りに見える近道を知っておく

未経験・無資格・異業種からでも、建設業界の事務になる道はあります。大事なのは、正面から狙うだけでなく「現場を経由する」という遠回りの近道を知っておくこと。それだけで、選べる道はぐっと広がります。タイミングが命の業界なので、まずはチャンスを逃さないよう、登録して自分を知っておいてもらうところから始めてみてください。

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この記事を書いた人
元・施工管理/建設事務

35歳・未経験で正社員型派遣に入社し、大手ゼネコンの現場で施工管理を担当。その後、社内で内勤(建設事務)へ移りました。現場と事務の両方を経験した立場から、施工管理の仕事と転職を実体験ベースで書いています。

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